Huaweiは3月26日、フランスのパリにて同社のフラグシップモデルのスマートフォン、P30シリーズの「P30」、「P30 Pro」をそれぞれ発表しました。
本記事では、P30シリーズの上位機種にあたる「P30 Pro」について触れていきたいと思います。
カメラ性能は圧倒的
HuweiのPシリーズと言えば、前モデルのP20シリーズのカメラ性能はあまりの綺麗さに話題となっていたことも記憶に新しいはずです。特に「P20 Pro」はカメラの性能を評価するサイトDxOMarkのスマホ部門で、当時最高総合点の109点を叩き出すなど圧倒的な評価を受けてきました。
今回満を持して新しく発表された「P30 Pro 」は 驚くことに前モデル「P20 Pro」の109点記録を超え、スマホ部門史上最高点の112点を記録しています。
トリプルレンズ（40,000万画素+2,000万 画素 +モノクロ800万 画素 ）+深度センサーの合計4カメラ搭載、光学5倍のズーム機能、デジタルズームを合わせるとなんと最大50倍になるズーム機能、ISO感度はこれでもかという位のISO409600で暗所でも強さをアピール、カメラのセンサー類も従来のRGGB（赤緑緑青）からRYYB（赤黄黄青）へ変更されより多くの光を取り込めることを謳っています。
もはやスマホのカメラ機能の集大成ともいえるモンスター級の構成ですが、一部では夜間のオート撮影の場合において白が強すぎるといった声も上がっているようです。（マニュアルで調整すれば問題ないと言われています）、恐らくソフトウェアの更新で修正してくるのではないかと予想されます。
Rules were made to be rewritten. Paris, 26.03.2019. #RewriteTheRules #HUAWEIP30 pic.twitter.com/hFzZI3pVYr
— Huawei Mobile (@HuaweiMobile) 2019年2月19日
カメラだけではない、スペック面も強化
もちろん、カメラ機能の向上だけではありません。ノッチも水滴型に変更され、より画面占有率が向上し、解像度は2340×1080の19.5:9で398ppi、SoCは7nmプロセスのKirin 980、Androidも最新の 9.0 Pie（EMUI 9.1）が搭載されています。
メモリやストレージは、6GB/128GB、8GB/128GB、8GB/256GB、8GB/512GBのラインナップから選択可能で、バッテリーは4200mAhでワイヤレス充電にも対応し、30分で70%充電可能な高速充電機能にも対応しています。コネクタはType-Cでイヤホンジャックは無しですが、Type-Cから有線でイヤホンを繋げることが出来る変換コネクタを同梱されるとのこと。
また、もはや当たり前ともなっている防水・防塵機能もIP68の等級でしっかりと対応。セキュリティ認証機能は最近流行の画面内指紋認証（光学式か超音波式かは不明）と顔認証の2つに対応しています。
ちなみに、価格もやはりPro並なので、人によっては「P30」の方も選択肢に入ると思います。
ジャパエモでも取扱始めています！
Huawei P30 Pro VOG-L09 EU版 Simフリー海外版【6.47インチの光学5倍レンズカメラスマホ】
※現時点での取扱はヨーロッパモデルとなり、メモリ：8GB/ストレージ：128GBのモデルのみとなります。
