ソニーモバイルコミュニケーションズのXperiaシリーズの最新フラグシップ端末、Xperia 1が絶好調です。
このXperia 1が来るまで長かった…と思われているXperiaファンの方も多いのではないでしょうか。今一度軽くここに至るまでを軽く振り返ってみたいと思います。
ソニー・エリクソンからソニーモバイルコミュニケーションズへ
ソニー・エリクソンであった時期のスマホは、ちょうどAndrod OSが登場して間もない頃であったにも関わらず、果敢に攻めた端末を次々に市場へと投入していき、一時代を築いていました。
その後、エリクソンとの合併解消を経て完全子会社とした後に、社名を改めソニーモバイルコミュニケーションズ が誕生します。
Xperiaの名前を関したスマホは数々ありますが、中でもフラグシップモデルのZシリーズをはじめ、その後のXZシリーズやXZ Premiumなどが有名です。
しかしながら、そのXperiaも段々と雲行きが怪しくなってきます。
Xperiaの衰退、そして復活へ
他社のスマホの数々がノッチやベゼルレスで大画面化が進む中、Xperiaは頑なにこれでもかと主張する上下スペースを譲りません。
新しいXperiaが発表されたとしても、デザインや性能も一つ前の世代のXperiaと比べて対して変わり映えせず、強みであったカメラも他社のスマホと比べると評判はイマイチでした。
「我々が愛していたXperiaは終わった」
こういったネガティブなことを近年各所で言われ始め、迎えた2019年の2月。スペインのバルセロナで行われたMWC (Mobile World Congress)で、ソニーモバイルは復活の狼煙となる最新のフラグシップ端末、Xperia 1を発表します。
ここまで長くなりましたが、これよりXperia 1の魅力を語っていきたいと思います。
Xperia 1は縦長の21:9
Xperia 1を見た第一印象は「長っ!」といった感じでしたが、これはこだわりの画面比率21:9のアスペクト比がもたらしたもの。上下のスペースは若干ありつつも、横画面にした際に映画を観るときに近い感覚を再現しています。
これは、スマホを縦持ちの際にも横幅を抑えることができ、持ちやすさにも貢献しています。また、Webの閲覧時にも表示できる情報量が多いため、意外と理にかなっているなと感じます。
ソフトウェアや設定もブラッシュアップ
Xperiaお馴染みの片手モードのおかげで、 たとえ画面が縦長であってもクイック設定や通知も指が届かないなんてことはありません。
また、サイドセンス機能もXperia XZ3から受け継いでおり、Xperia 1ではより使いやすいようにブラッシュアップされています。サイドセンスからアプリの画面分割も可能で、縦長のXperia 1ではより使う機会が増えていくのではないかと思います。
他にも 色域とコントラストの各モードの強化や Dolby Atmos対応で音質も強化されています。このあたりはさすがのソニーといった感じですね。
ここまでは外観の第一印象をはじめ、ソフトウェアや設定等にフォーカスを当ててきましたが、次はハードウェアの方に注目していきたいと思います。
これぞフラグシップなハードウェア
SoCは現時点で最高峰のSnapdragon 855、OSはAndroid 9.0 (Pie)、メモリは6GBでストレージは64GB or 128GBのラインナップなっており、microSDカードはDual Simモデルのみ対応で、Simスロット2を使用する形となります。
サイズと重量は167 x 72 x 8.2 mmの178g、画面はGorilla Glass 6を採用し、有機ELの1644 x 3840ピクセル。アスペクト比は先述の通り21:9で、643ppiとなっています。
カメラはフラグシップモデルの名にふさわしいトリプルカメラを搭載し、標準:1220万画素/F1.6、望遠: 1220万画素/F2.4、超広角: 1220万画素/F2.4の構成となっており、シリーズ初の光学式の手ぶれ補正にも対応。光学式と電子式のハイブリッド手ぶれ補正で、暗所での動画撮影にも強いというのが強みです。
正真正銘、本気のXperia 1
今回のXperiaはソフトウェア面でもハードウェア面でも、一切妥協無しのかなりの本気度が伺えます。これぞ「Xperia」の「1」。これこそが、我々の愛したXperiaです。
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