Samsungは12月、ノッチ型ディスプレイに代わる新しいアプローチとして、パンチホール型ディスプレイを採用した新しいスマートフォン、Galaxy A8sを発表しました。
今までAppleのiPhone Xを皮切りに、各社のスマホはこぞってノッチを採用されています。各社はiPhone Xとの違いとして、それぞれノッチの大きさや形状などで個性をアピールしてきました。(ノッチではありませんが、中には前面カメラがスライドして出てくるといった端末まで!)
筆者は、ノッチがある端末に対して、実際に使用する前は割と否定的なスタンスでした。ノッチによる画面の「欠け」がディスプレイの「統一性」を損なわせている感じがしたのです。
しかしながら、それは私の認識不足でした。ひょんなことからノッチがあるOne Plus 6を購入し実際に使用していますが、触っている時間が長くなるにつれて、私は今更ながら気が付きました。「これはディスプレイを有効活用するための作りである」ということに。
SamsungのGalaxy A8sが採用したパンチホールは、その名の通り前面カメラのための丸い穴が画面左上にあるというものです。
ノッチの「切り欠け」と違い、 パンチホールはまさに 「穴」です。個人的な印象としては、初めてノッチを知ったときよりも違和感はありません。 理由としては、「これはディスプレイを有効活用するための作りである」をまさに合理的に地でいっているからです。
iPhone XでAppleが先行し利を得たノッチですが、今回のSamsung A8s以外にも、HuaweiがNova 4やHonor V20がパンチホールを採用しています。パンチホールはノッチに代わる新たな先駆けとなれるのか、非常に楽しみです。